紹介 of 千仏鍾乳洞

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千仏鍾乳洞

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平尾台の東端に開口し、昭和10年12月天然記念物(国指定)に指定された由緒ある鍾乳洞です。洞内は四季を通じて気温16度、水温14度で夏は極めて涼しく、冬は暖かであり、老人子供も容易に探勝することが出来ます。鍾乳石・石筍、石柱の発達著しく、長さは数千米に達するといわれていますが、照明設備は900mまでです。入口より480mまでは靴ばきのまま入洞できます。それより奥は、奥の細道と命名されており、一枚石灰岩の上を滔々として流れる清水に足を洗いつつ進む、この神秘さは本洞を訪れる探勝者たちの心を奪うことでしょう。

カルスト高原 平尾台

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平尾台は、北九州市小倉の南端にある南北11km、東西2km、高さ400m~600mの長方形型のカルスト高原です。石灰岩の露出が秋吉台と較べて著しく、かつ大きく丸みをおび、色彩も純白で羊の群れに似ていることから羊郡原と呼ばれ、すぐれた景観を呈しています。昭和27年11月には国の天然記念物に指定、保護されています。

千仏由来

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「千仏」の名の由来は天平13年、行基の草創と伝えられる行橋市叡山願光寺(約1270年前)の末寺千仏院よりきたもの。往時は七堂伽藍(四天王寺式)並び立って大いに栄えたが天正年間、大友宗麟の兵火で焼失、廃絶のまま今日に至っている。

洞内案内

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入口から480mの「奥の細道」からは、水の中を歩きます。(貸し草履無料)
電気照明がある900mを往復して、約40分かかります。


「奥の細道」

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